ハリウッド映画でタバコを吸わないで?
11月17日のBBCニュースより。
アメリカの大手タバコ会社が映画の中で自社の製品を出さないようハリウッドの映画会社に請願した。 なぜなら映画の中でタバコを吸うシーンは子どもの喫煙を誘発するからだ。 しかしながら、おそらくハリウッド側はこの請願に対応しないだろう。 問題となるのは“どのブランドを出すか”ということだ。 かっこいい俳優がかっこよくタバコを吸っている…。 それだけでタバコというものの悪いイメージが払拭されて、プラスのイメージが印象深く残る。 そして子ども達はそういう“かっこよくて、少し危険な”ものに惹かれる。 タバコ会社としては映画の中で使用されることで売り上げが伸びることは嬉しい、しかし、同時に児童喫煙を促してしまうことは頂けないということだ。 だが果たして、未成年の喫煙の原因が映画だけだと言えるか。 否、そんなことは言えず、むしろ他のこと、社会への不満や逃避など、もっと社会や教育の面から考えなくてはいけないことが多いだろう。 日本でも最近喫煙者への規制が増えているが、喫煙することでストレスを発散しようとしている人たちの自由を制限していいのだろうか。 タバコに関する問題はまだまだ山積みである。
by getsu3
| 2006-11-20 08:40
| 谷戸芙美
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